飼い猫が逃げて探した事故の日の顛末

うちでは6歳になるグレーの大きなモフモフのメインクーンのオスを飼っているのですが
この子が、臆病なのに外に出たがるという厄介な性格の子で
週に一回は首輪とリードをつけて団地の芝生で日光浴させるという
散歩ならぬ散座をさせています。

自分の周りの地面の匂いをクンクンかいだら、あとは座っているだけなので
何が楽しいんだろうとは思いますが
そもそも猫とはそういう生き物だろうと納得もしておりました。

ある日、母(72才)が猫を散座に連れて行った後
深刻な声色で「ビーちゃんに逃げられた」と言って帰ってきました。
うちの猫の名前はB太郎なので、普段は「ビーちゃん」と呼んでいます。

ビーちゃんはネズミが目の前を通っても一瞥して黙殺するほどのノロマだし
逃げるというのが想像つかなくて一瞬私もすごく動揺したのですが
とにかく現場を見に行くことにしました。
最初は、動いて探すよりもその場で待っていれば声に反応して出てくるだろうと思い
ベンチに座って母と2人で昔話などをして過ごしました。

母がリードを離した隙に急にダッシュで逃げたということでしたので
つまり首輪についたリードを引きずって歩いているわけで
そう遠くへも行かないだろうというタカもくくっていました。

しかし暗くなり始めてもビーちゃんは現れないので
徒歩10分の持ち家に住んでいる妹家族も出動してもらい
付近を本格的に捜索する体制に入ります。

一旦、現場に母を残して私は家に戻り
妹家族が来るのを待つことにして
懐中電灯とビーちゃんの好きなまたたび粉をナップザックに詰めて
捜索隊の指揮案を考えておりました。

しかし困ったことに
3歳になる姪(妹の娘)などは完全に遠足と勘違いしているらしく
そこらじゅうを走り回る始末なので
2次災害で姪が迷子になるのではないかと私を大変イライラさせてくるのですが
たかが猫探しに仕事上がりでお疲れの妹のご主人にまで来てもらってディスるわけにもいかず
もう少し大きくなったら、何か理由をつけて雷を落としてやろうと根に持ちながら
なるべく見ないようにしていました。

さて、母と出戻り息子の私の2人暮らしである私の家は集合住宅の1階で
お隣様は母と同年輩の物静かなご夫婦なのですが
当然、ベランダもつながっているため、しょっちゅうビーちゃんがお邪魔して
隣の奥様のハーブの鉢などを踏みつけてヒヤヒヤさせられます。

姪の嬌声に反応してドアから出てきた隣の奥様に
騒いでいる理由を説明すると
「おたくの猫ちゃんならうちのベランダで寝てますよ」
どうも、ビーちゃんはお隣様のベランダは私と母の家の一部だとおもっているらしく
自分ではちゃんと帰宅済の感覚だったようです。PR:青汁

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